昨年からメルカリ出品を始め、少額ながら売上が上がってきました。
子供たちにも、要らない物を出品してみたら?
お小遣いになるよ〜。と声掛けしても、
嫌だ〜!
と乗ってきません。
しかし、サンタさんにもらったレジンセットで
作ったレジン作品が思いのほか上手に出来て
これ売れるんじゃない?
ということで、メルカリに初挑戦した子供の体験をお伝えします。
商品は買ってくれる人のために作る
今回出品したのはハンドメイドの
レジンキーホルダーということもあり
若干ムラがあったり、中の部材がはみ出したり
やっぱり素人感が出てしまいます。
だけど、買ってくれる人に喜んでもらうため
はみ出した部材を削ったり
レジンを盛って調整して肌触りを良くしていきました。
ライバルのチェック
いざ出品するために
メルカリでレジンキーホルダーを検索すると
カメラマンが撮ったのか?というくらい
上手に撮影していて、
この中で戦うのは厳しい!!
という事になり、作品の見せ方を考える事にしました。
撮影する上での注意点
今回出品するレジンキーホルダーは
透け感が綺麗なので
いかにそこを綺麗に表現できるか
色々工夫をしてみました。
ただ、これではシンプル過ぎるので
梱包材の上に置いて撮影してみました。
何となく良い雰囲気になってきましたが
レジンの透け感が表現しきれず
何か良い方法はないかと模索して
パソコンのホーム画面をバックに撮影してみました。
レジンキーホルダーに焦点を当てて
うまいことレジンの透け感が表現できたと思います。
だけど、せっかくレジンに色を付けているのに
これだと透明に見えてしまうし、
オシャレ感がないよね?
ん〜、どうしたものかなぁ?
悩みながらも子供が100円均一で集めた
韓国っぽいアイテムを駆使して
渾身の写真を撮影!!
ちゃんとレジンの透け感も表現できるように
小さなライトも仕込んでます。
値付けをしよう!
ここまで来れば、値段を決めて出品するだけ。
さあ、いくらで売ろうか?
300円!!
ん?なんで300円?
なんとなく。
それでは300円で売ったら儲けがいくらになるか考えよう。
まずはメルカリの手数料10%の30円を差し引かれた金額が
手元に残る金額だよ。
つまり、売上金額は270円だね。
レジンキーホルダーを作るのに掛かった材料費がいくらなのか考えよう。
キーホルダー懐中時計枠:110円
封入素材:11円(10個分は使える)
レジン液:65円(4gくらい)
送料:84円(普通郵便)
原価合計:270円
アレ?同じ金額になったね。
よく気が付きました。
そうなんです。
300円で売れても儲けは0円。
その後、ライバルたちの作品のクオリティーと
値段のバランスを確認したり、
売れた作品と売れてない作品の違いは何なのか
同じ様なものなのに安く売っていたり高く売っていたり
見れば見るほど、一体いくらで売れば良いのか分からなくなってきました。
1000円で販売して売れなかったら
段階的に500円まで値引きする事に決まりましたが、
消費者心理として、4桁よりも3桁の方が
手が出やすいだろうという事で
920円に最終決定しました。
SOLD OUT
ライバル達の商品説明などを見て
注意事項を記載しました。
- 素人のハンドメイド作品であること
- 気になる所があるかもしれないこと
- 神経質な方の購入は控えてもらうこと
- 返品・返金の対応はしないこと
そしてついに!
今月に入り、ご購入頂きました!!
まとめ
コロナ禍で学校での職業体験もなくなり
子供たちの視野がネット世界に向く中で
実際に商売の基本を学ぶことができる
今回のメルカリ出品体験はとても良かったと思います。
今回の販売で儲けたお金を元手に
次の作品の部材購入を進めたり
撮影した画像を加工する技術の向上など、
興味を持って実体験として学んでくれてます。
学校の勉強もさる事ながら、様々な体験を積んで
自分で稼ぐことのできる大人になって欲しいです。
コメント